華やかさ 2013 11 26
ルース前大使は、実務能力は優れていましたが、
地味な印象でした。
いや、もしかすると、目立つことを避けて、
地道に仕事をすることを目標としていたのかもしれません。
思い出すのは、東日本大震災のことです。
日本の政治家ですら、大きな余震を恐れて、
被災地を訪問するのを避けていた政治家がいましたが、
ルース大使は、積極的に、被災地を訪問していました。
さて、日米関係には、華やかさも必要だと思います。
それで、アメリカに対する好感度が上昇すれば、
そういう方法も、外交の一つだと思います。
いや、立派な外交になりうると思います。
ケネディ新大使が、ヒラリー・クリントンを目指しても、
それは、難しいと思います。
「華やかさ」で、ケネディ・ブームや、
ケネディ流といった流行を作り出していくことは、
アメリカに対する好感度の上昇につながると思います。
天国のジョン・F・ケネディ氏も、そう思っているのではないでしょうか。
日本神道 Shinto religion 2004 4 7
現代の日本人は、神道について知らない人が多くなりました。
また、外国人にとっては、どのような宗教か、興味があるでしょう。
旧約聖書に、創世記があるように、
神道にも、天地創造の話があります。
天地創造の後、
タカマガハラ(高天原)に、現れた神が、三人います。
アメノミナカヌシノミコト(天御中主命)
タカミムスヒノミコト(高御産巣日命)
カムムスヒノミコト(神産巣日命)
旧約聖書では、
アブラハム、
イサク、
ヤコブと連想するでしょう。
さらに、神道には、女神が登場します。
アマテラスオオミカミ(天照大神)
西洋の世界では、
聖母マリアを連想するでしょう。
神道には、もう一人、女神が登場します。
その女神とは、ヒムカ(日向)です。
このように、神道においては、
男性の神だけでは、「調和」や「優雅さ」、
そして、「美しさ」というものが表現できませんので、
女神が、重要な役割を果たしているのです。
日本の国を表現する時、
「秩序」、「調和」、「優雅さ」というものがあるでしょう。
こうした大和心を、女神が表現しているのです。